A1:まずリフレクソロジーの語源ですが、reflex(反射)+logy(学問)、つまり日本語で「反射学」ということになります。
この「反射」ということはどういうことかと言いますと、「手」とか「足」といった体のある部分に体全体が投影され、縮図化されるという理論です。足に各臓器が描かれた反射区図を雑誌などでご覧になったことがあると思います。
例えば、胃が悪い場合には足の胃に該当する部分にしこりができて、押すと痛いし、逆に足の胃に該当する部分の血行が悪くなると胃が弱るということになります。こういう人体の仕組みを病気の治療や診断に活用しようという学問がリフレクソロジーです。 |
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| Q2:リフレクソロジーは足のマッサージのことではないのですか? |
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A2:前に述べましたように足ばかりではありません。ただ、その中でも特に、足(さらにその中でも、足の裏)には内臓の最も多くの反射区が集結されているので、リフレクソロジーというと足のマッサージのことであるように解釈されることが多いわけです。 |
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| Q3:リフレクソロジーは、いつごろから行われているのですか? |
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A3:古代エジプトの壁画には足裏を揉んでいる絵が描かれていますし、古代インドでも行われていた形跡がありますが、近代リフレクソロジーの起源はアメリカです。
1913年頃、耳鼻咽喉科の医師フィッツジェラルド博士が初めてこういう人体の仕組みを発見しました。その後イングハム女史がこの考え方を引き継ぎ、さらに深く研究を重ねて現在あちこちで見られる「反射区図(臓器の配置図)」の基礎を確立し、現代リフレクソロジーのバイブルとも言うべき、「足は語る」という著書を執筆しました。
その後、イングハム女史の普及活動もあって、リフレクソロジーは欧米中に広がり、研究者も多数増えました。その中でも特に有名なのが、ドイツのマルカート女史、スイスの看護婦マサフレット女史、イギリスのベイリー女史です。
リフレクソロジーが日本へ紹介されたのは、いずれの方法も1980年代ですが、今のようなブームになったのはここ数年のことで、この火付け役は一歩先にリフレクソロジーが大流行していた台湾や香港で体験した旅行者です。 |
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| Q4:リフレクソロジーで言う「反射区」と中国医学の「足ツボ」はどう違うのですか? |
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A4:中国医学では、人体にはいくつかのエネルギーの通り道(経絡という)があり、さらにその途中には、多くの重要なポイント(経穴という)があるという考えです。
この経穴をツボと言います。ツボは1点のポイントで、針、灸治療のようにちょっとでも外したら効果はなく、病気の治療に活かすには長い間の訓練が必要です。
これに対して、リフレクソロジーで言う反射区とはあくまでも「区」であり、例えば広島市中区などというように、大まかな範囲を言います。つまり、非常に探しやすく誰にでも活用しやすいのが特色です。一般に足ツボと言いますが、ツボとはまったく概念が違います。
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| Q5:リフレクソロジーの反射区図を本や雑誌でいくつか見たことがありますが、図によって臓器の配置がかなり違うようです。どれが本当なのですか? |
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A5:前にも述べましたように、イングハム女史以降多くの研究者が現れ、みなそれぞれの研究の成果から反射区図を作りました。どれが正しいとは科学的に証明できない面がほとんどでしょう。
「どこが悪いのでどこを刺激する」といった対症療法的な方法で行えば、もし図に示されている反射区が実際の臓器とつながっていなかった場合には効果がないでしょう。しかし、リフレクソロジーではどこが悪くても全体を刺激し、体全体を活性化して自然治癒力を高めていくという方法がとられます。
これはどの方法のリフレクソロジーにも共通していますから、反射区図によって臓器の位置が違っていても、まったく問題はないでしょう。 |
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| Q6:台湾式足裏健康法もリフレクソロジーに入るのですか? |
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A6:台湾式ではかなり強く刺激するので、人によっては相当な痛みを感じます。それで「足ツボ療法」とか言われて中国医学か台湾古来の治療法と思われているところがありますが、実はこれも現代リフレクソロジーの一つです。
前に出てきましたスイスのマサレット女史が確立したリフレクソロジーを、ジョセフ・オイゲスタ−というキリスト教カトリックの神父さんが台湾へ布教に行ったときに広めたところ、マスコミでも報道され爆発的なブームとなり、台湾全土に広まったことから「台湾式足裏健康法」と言われています。
ちなみに、ジョセフ・オイゲスター神父は中国名を「呉若石」というので、この方法は「若石健康法」とも言われています。 |
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| Q7:リフレクソロジーには、○○式、□□式といろいろありますが、結局どの方法が一番効果があるのですか? |
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A7:まず、目的によって違います。つまり、病気治療や健康法として利用するのか、リラックスを目的とするかなどです。
第二に、施術を受ける方の性格やその時の状態によっても違います。例えば、痛みに強い方、弱い方があります。少々痛くても後がすっきりした方が良いという方、さらには、痛ければ痛いほど効くと信じている方などは、台湾式足裏健康法のような強く刺激する方法が良いでしょう。
反対にちょっとでも痛いのは嫌だという方や、神経が過敏になり、リラックスしたい方には、「アロマリフレクソロジー」のような眠ってしまうほど気持ちが良い方法が向いています。
要するに、実際に施術を受けてみて、一番利き目があると感じた方法が、その方にとっては一番利き目があるリフレクソロジーであるということです。
自分がやっているリフレクソロジーが一番利き目があると主張し、宣伝している研究者や施術者がいますが、それは少し違うのではないかと思います。 |
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