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★必要な「下痢」はあっても、必要な「便秘」などは間違ってもありません!!★
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皆さま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。この「今月のヘルスインフォメーション」も3年目になりました。多くの方々からご意見や励ましのお言葉をいただき、何とか持ちこたえているようなものです。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
ところで、近年は、年々正月らしさがなくなって参りました。昔は、正月の三が日にはどこの店も閉まっていて、道を歩いている人といったら、初詣での人くらいなものでした。今は、年中無休の店が年々増え、おせち料理の価値も段々薄れ、何か寂しいものがあります。 いずれにしても、年末年始は何かと飲み食いが多く内臓に負担がかかる時期と言えます。私自身のことで恐縮ですが、昨年の12月号でも触れましたように、長年の大酒の付けが遂に回ってきて、11月に酒をやめました。その結果、体の調子が滅多矢鱈と良く、食べすぎを抑えるのに苦労しております。その戒めの意味で、今年の「顔写真」は、ご馳走を貪り食っている写真にしました。 そこで、今回の本題ですが、食べ過ぎ飲み過ぎが原因となる、「下痢」と「便秘」を取り上げました。「便秘がいかに諸悪の根源であるか」ということがよくわかる、便秘に関する実験データーなどもご紹介しております。 ◆下痢は必要な場合がある◆ まず「下痢」ですが、食べ過ぎ飲み過ぎの下痢は、「必要な下痢」です。こういう場合に下痢をしなかったらどうなるでしょうか?過剰な栄養分を全部吸収して、肥満になってしまいます。それに伴い、様々な病気が出てくるでしょう。それから、毒物や病原菌が入ってきた場合にも下痢をします。こういう場合にも、下痢をしなかったら大変なことになることは、容易にご理解いただけると思います。 また、嘔吐にしても同じことです。もっと感覚が鋭ければ、悪いものを食べたらぺっと吐き出す。これが第1関門です。次に嘔吐、これが第2関門。それから下痢、これが第3関門です。病原菌や毒素のうち、これら3つの関門をくぐり抜けたつわものが体内に侵入し悪さをする、その結果が病気です。 昔、ある本で次のような話を読んだことがあります。「欧米人は胃腸が強いので、嘔吐や下痢をしない。だから、食べたものを全部吸収してしまうので、肥満、癌、心臓病、肝硬変などの病気が多い。それに比べて、日本人は欧米人に比べて胃腸が弱いので、食べ過ぎ飲み過ぎですぐに嘔吐や下痢をする。だから、欧米人に比べるとまだ救われている」と。 ◆昔の日本人は、有害物質に敏感だった◆ 私が思いますに、この表現はある程度は当たっていますが、厳密に言うとちょっと違います。食べ過ぎ飲み過ぎで嘔吐や下痢をしないのは、胃腸が強いのではなくて、害を防ぐ機能が麻痺しているだけで、こういうのは「強い」というのとは違うと思います。その点、かつての日本人は敏感だったのです。 ところが、近年、日本人の食生活は欧米化し、上記のような病気がドンドン増え、なおかつ若年化しています。日本人も段々麻痺して鈍感になってきたようです。アメリカなどのように、国家を揺るがすような大問題にまではなっていないだけまだ救われていますが、「黄信号」であることは間違いありません。 以上のように、下痢はほとんどの場合忌み嫌うなどはトンでもない話で、むしろ喜ぶべきものです。体を外敵から守るために天から授かったありがたいご配慮です。ただ、下痢をすべき時ではないのに下痢をする場合があります。ストレスその他の原因で、脳や自律神経が狂った場合です。前者が原因なのか、後者が原因なのか、よく確かめねばなりません。 前者の場合には、出すだけ出して空っぽになれば、下痢も自然に止まります。「下痢止めの薬」を飲むなどは、治癒を遅らせるだけです。折角いただいた自然治癒力を、「要りません」と言って捨ててしまうようなものです。ちなみに、私は下痢をした時には、水やお茶をドンドン飲んで、下痢を促進させます。それで止まらなかったことは、今までに一度もありません。 ◆必要な便秘は一切なし!!◆ これに対して、「便秘」はいかなる場合であっても、「必要」ということはありません。便秘は諸悪の根源、万病の元です。 ところが、下痢は嫌がり恐れるくせに、便秘には無頓着な人が多いことを痛感いたします。こういう傾向は、特に年配の人々に多いようです。私の家内の母などは、便秘をしてもさほど気にしていません。ところが、下痢をすると目の色を変えて慌てます。今はあまり言いませんが、昔は「お腹を壊した」という表現を普通に使いました。古い人にとっては、下痢とはそういうイメージなのです。 ◆下痢を恐れるのは、伝染病が合った時代の後遺症◆ 若い世代の皆さまはご存じないでしょうけれど、昔は、「赤痢」や「コレラ」といった今はない伝染病がありました。私がまだ小学校に入る前のことでしたが、近所に救急車が来ました。後で母に聞くと「赤痢だったらしいよ」と。こういう伝染病が出ると保健所が来て、家中を消毒したそうです。その後、生活環境の衛生状態が著しく向上したことと、医学の進歩により、こういう伝染病は陰を潜めました。 ところが、こういう伝染病は「下痢」「嘔吐」「発熱」などを伴うため、これらを散々見てきた世代の人々は、いまだに下痢を恐れます。トイレが汲み取り式であった頃には、「糞尿」の上に止まった蝿が、今度はご飯の上に止まるわけですから、衛生上悪いことはこの上ありません。伝染病もあって当然です。今はそういう時代ではないのですから、そろそろ考えを改めないといけないと思いますが、過去の「後遺症」は根強く、なかなか改まらないようです。 ◆便秘の基準の個人差◆ それからもう一つ、これは年配の人に限らず若い世代の人たちでもそうですが、便秘の「基準」は人それぞれみな違うようです。これは、友人など周囲の人たちと比べることによります。 当院では、施術の前に記録表をお渡しして、体調不調の項目に自己申告で○印をつけていただきます。それを見ながら施術を進めるわけですが、「便秘」のところに○印がついていないのに、「どうも、この人は便秘じゃないかな?」ということが頻繁にあります。そこでお聞きしてみますと、「2日に1回は出ます」とか「3日に1回は出ます」などという答えが返ってきます。 要するに、友人に「1週間も10日も出ない人」がいると、「3日に1回出る自分などは、極めて健康な方だろう」と思ってしまうのです。これは大変な落とし穴です。やはり、ご飯を毎日食べるのですから、お通じも毎日なくてはいけません。「入れる量=出す量」というのは、厳然たる宇宙の法則であり、誰であろうと絶対に覆すことはできません。もし、これを破ろうとすれば、何か別の形で出すことになります。 お金も貯めることばかりに夢中で使うことを知らない人は、人から嫌われ友人を失い、健康まで失います。同じく、食べることばかり考えて出すことがおろそかになるといずれは病気になり、お金と貴重な時間と、何よりも快適な生活を失います。特に、今の日本のように、お金を出せばほしい食べ物が何でも手に入る時代には、出すことにこそ最も注意を払うべきでしょう。 ◆便秘をするとどこが悪くなるか?◆ では、「便秘をすると、どこが悪くなるか?」ということに触れたいと思います。これは、お客さまから良く聞かれるご質問です。このご質問に対して、私はいつも、「全部悪くなります」とお答えします。 「便秘をするとお腹が張って痛くなる」ということは、便秘性の方から聞く話ですが、これは、考えればわかる当然のことです。しかし、「痛い」という現象は、「頭痛」「腰痛」「神経痛」など、他の痛み同様、「このままではまずいですよ」という警告に過ぎません。便秘が本当に恐い理由は、腸内での「便の腐敗」です。腐敗により有毒物質が発生し、これが腸壁から血液中に吸収され、体中の隅々まで巡ります。これが血液の通っているすべての箇所、つまり、体中全部を傷めます。 ◆「おなら」が臭くなったら要注意◆ われわれ医療の専門家でない者は知っていてもあまり意味がありませんが、どのような有毒物質が発生するのかご参考に紹介しておきましょう。アミン、アンモニア、スカトール、インドールなどです。腸内が腐敗してこういう物質が充満すると、まず、「おなら」が臭くなります。それから、便の色が黒くなります。 たとえ毎日出ていても、「おなら」が臭くなったり便の色が黒くなることはあります。これは、「収入>支出」の状態になって、全部出尽くしていない証拠です。私は、こういう時には、休日を利用して「腸内の大掃除」をします。どういう方法かということにまで及んでいると、今月は長くなりすぎますので、来月ご紹介いたします。 本当は、毎日「収入=支出」が保てれば最高です。でも、過飲、過食、運動不足になりがちな今の日本では、なかなか難しいかもしれません。しかし、この収支バランスが崩れたら速やかに改善することで、健康は保てると思います。 ◆便秘の害に関する実験◆ 当院に置いてある本の中に、面白い話が載っています。昔、アメリカ軍が健康な兵士を選んで、90時間排便を我慢させる実験を行いました。その結果、@頭が重くなる、A眠れなくなる、Bのぼせる、C心悸亢進する、D食欲がなくなる、E舌コケが出る、などの症状が現れました。そして、実験を終えて排便したら、これらの症状はすべて消滅したということです。便秘がいかに悪いか、ということを明快に証明した実験であると言えます。 上記の実験は90時間、24時間で割り戻すと3.75日です。つまり、この程度の便秘でも非常に体に悪いということがお分かりいただけると思います。まして、1週間、10日の便秘などは自殺行為と言わねばなりません。ところが、体調不調には「慣れ」というものがあります。いつも調子が悪い人は、その状態が当たり前になってしまい、さほど調子が悪いとは感じなくなる傾向にあるようです。だからこそ、少しでも不健康になったら、すぐに健康な状態に戻し、健康である時の感触を常に忘れないようにすることが大事であると思います。 ◆便秘を解消するとお金の回りも良くなる◆ ところで、私どもが公私にわたってお世話になっている、日本アロマコーディネーター協会・常任理事であります浅井隆彦先生が、正月に下さったメールの中に、非常に縁起の良い嬉しい言葉がありました。それをご紹介いたします。「血液がサラサラになると、気の流れが良くなり、お金の回りも良くなります」 やはり、有毒物質が充満した血液では、気の流れも悪いでしょうし、運も逃げて行くような気がいたします。浅井先生のお言葉は正にそのとおりだと思います。皆さま、血液サラサラを一緒に目指しましょう!! 今月はこのあたりで終わらせていただき、来月は、便秘の原因や対策について触れ、私が行っている「休日を利用した腸内の大掃除」のご紹介もしたいと思います。 では、皆さま、今年も1年どうぞお元気で。 <講習会のお知らせ> 3月から、「骨盤矯正法」の講習会を開始いたします。体の歪みにご関心のある方は、トップページから講習会案内の骨盤矯正講習会を開いてご覧下さい。 |
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